先輩たちの声先輩たちの声

先輩たちの声 開発職 M.M

開発職 M.M

部署の紹介と担当する仕事内容を教えてください

開発部門は、新製品等の開発計画を立案して治験を実施し、そこから得られたデータを基に承認申請資料を作成し、規制当局による審査対応を経て承認を取得するまでの一連の業務を担っています。私は入社以来、臨床開発モニターとして、治験を実施する医療機関との契約手続きや、治験が適切に実施されているかを確認するモニタリング業務に従事してきました。10年ほど経った今は、プロジェクトリーダーとして担当プロジェクトの治験における進捗状況を総括的に管理したり、その医薬品の開発担当者として、承認申請のための当局面談及び審査対応などしたりしています。
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他社との違い・当社の魅力はどんなところでしょうか

従来は診断薬が中心だった放射性医薬品市場ですが、近年はRIを用いた治療に注目が集まっています。当社は放射性核種を用いた疾患の診断に加え、治療の充実を図ることに注力しており、診断薬だけでなく治療薬の開発にもチャレンジすることができます。
また、臨床開発職というと、医療機関を相手にした業務を思い浮かべるかと思いますが、当社の場合は、若手のうちから治験実施計画書の立案といった業務にも関わることができます。若手の意見にもよく耳を傾け、良いものは積極的に取り入れようとする、風通しがよく仕事をしやすい環境です。更に、治験に関連する業務の他にも、承認申請後の審査対応など医薬品開発の過程に様々な角度から関われるところが、大きな魅力の一つだと思います。

あなたの仕事のやりがいを教えてください

何よりも、開発計画の立案段階から関わった薬剤が、医薬品として市場に出るまでを見届られることは、一番やりがいがあります。同じ薬剤の開発に長く携わることもあれば、そうでないこともありますが、社内の開発状況はすぐにフォローできるので、薬剤に愛着を持って仕事に取り組めると思います。上市後の販売状況も耳に入るので、自分が関わった医薬品の注文が多く入っているとわかると、とても嬉しくなります。
承認を取得するまでには、医療機関や規制当局とのやり取りにおいて会社の代表として仕事をするという緊張感もありますが、重要な仕事を任せてもらえるからには頑張ろう、という気持ちで日々取り組んでいます。
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今後の目標は何ですか?

幸いなことに、入社してから臨床開発モニターとしていくつか治験を経験し、最近はプロジェクトリーダーとして薬事承認を得るという経験ができました。プロジェクトリーダーとしては、まだまだ新米で、上司や先輩から温かいサポートをたくさん受けて、なんとか乗り越えることができたというのが正直なところです。開発のプロとして、試験計画の立案、治験の管理、当局対応全てにおいて自信をもってリーダーシップを発揮できるようになるのが目標です。また、更なる専門知識や語学力の習得に励みながら、将来的にはどのような薬剤を開発するのか決める仕事など、少しずつ仕事の幅を広げていきたいです。

就活生に向けてメッセージをお願いします

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学業や研究に忙しい方が多いとは思います。ですが、自分と向き合う時間を作って、本当はどんな仕事がしたいのか、自分にはどのような長所があって、その長所をどのように仕事に活かしていきたいのか、よく考えて、言語化してみてください。就職活動は、必ずしも自分の思い通りに進むわけではありません。それでも、自分の中にある想いを、等身大の自分らしい言葉で伝えていけば、ご縁がある会社に巡り合えると思います。