骨シンチグラフィを受ける方へ検査日時年時分月日()核医学検査では、放射性同位元素を目印としてつけた検査薬を使い、臓器の機能や病気の広がりを調べます。骨シンチグラフィでは、骨に集まる検査薬を注射して、検査薬が出す微量の放射線をガンマカメラで撮影します。私たちの骨は、一生、少しずつ壊しては作るを繰り返し、新しい骨に生まれ変わっています。骨シンチグラフィでは全身の骨の形と、骨が異常に多く作られている部位や壊れている部位を同時に見ることができます。異常に多く作られている部位は薬が多く取り込まれるため濃く写り、溶けてしまったり血流が悪いと薄く写るため、骨の変化を捉えることができます。裏面もかならずご確認ください。1骨シンチグラフィとは骨シンチグラフィでは、通常、全身を検査します。全身の骨を一度に、しかも簡便に検査することができます。2全身の検査が特徴です検査薬はごく微量なため、副作用はまれです。そのため、腎臓や肝臓に重症の病気がある患者さんでも検査ができます。日本の場合、日常生活における自然放射線による被ばく線量は、年間約2.1mSv(ミリシーベルト)です。骨シンチグラフィ検査1回あたりの被ばく線量はおよそ1.8~3.6mSvであり、健康被害の心配はないと考えられる線量です。3検査の安全性について●骨の病気が疑われる場合、病気の「ある」「なし」を確認します。●骨の病気がある場合、「どこ」に「どれだけ」広がりがあるのか調べます。●治療が行われている場合は、治療効果の判定をします。●半年~1年ごとの定期的な検査で、病気の変化を調べます。●対象となる病気は、良性悪性の腫瘍、腫瘍に似た広がりをする骨の病気、炎症や感染、外傷治療後の確認、骨の移植がうまくいっているかの判定、骨への血流が悪くなる病気、ホルモン異常で骨に影響が起こる場合など様々です。[検査の目的]監修:東京慈恵会医科大学放射線医学講座内山眞幸先生一般社団法人日本核医学会骨転移例前面像後面像前面像後面像正常例骨シンチグラフィで行うことご不明な点、ご不安に感じる点がありましたら、病院名および連絡先お気軽に検査スタッフにお尋ねください。なお、ご都合により検査を受けられない場合、また検査の時間に遅れる場合にはかならずご連絡ください。作成:検査前に必要な準備は?●食事や飲み物の制限はありません。●______________________________________________________以下の項目に該当する方はあらかじめ医師にお知らせください。●妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方、授乳中もしくは乳幼児がいる方(乳幼児の抱っこを半日程度は避けたほうがよい場合があります)。●これまでに薬を使用してアレルギー反応を起こしたことがある方。●検査3日前から当日までの間に、バリウム検査(胃透視や注腸検査)の予定がある方。●検査当日に骨塩定量検査を受ける予定がある方。検査薬を注射します。検査の流れ●検査薬が骨に取り込まれるまで2~5時間、この間ご自由にお過ごしください。●他の検査などで支障のないときは、排尿を促すためにこの間にたっぷり水分をとっておいてください。1検査機器のベットの上に横になります。●カメラが動いている間は体を動かさないでください。※撮影している際に動いてしまうと、画像がブレてしまいます。鮮明な画像を撮影するため、カメラが体の表面近くを移動します。少し圧迫感を感じますが、体に触れることはありません。3撮影前の準備をします。●検査直前にトイレに行って排尿します。●金属が影になって写るのを防ぐため、ネックレス等の貴金属類、また金具・ボタンなどのついた衣服や下着ははずしてください。※尿から検査薬が排泄されますので、尿が衣服に付着しないようご注意ください。2撮影します。15~40分程度かけて撮影をおこないます。4※頭から足まで、全身の撮影を行います。カメラを回転させて断層像を撮影する場合もあります。