心筋血流シンチグラフィは、放射性同位元素という目印を付けた検査薬を使って心臓の筋肉(心筋)の血液不足「虚血(きょけつ)」があるかどうかを調べる検査です。心臓は、全身に血液を送り出す重要な役割を担っています。そのため、心筋には、栄養と酸素を含んだ十分な血液を届ける為の3本の動脈(冠動脈)があります。その冠動脈に動脈硬化などがあると、血液の流れが悪くなるために、心筋に栄養と酸素が十分に届かなくなり、血管が狭くなって起こる「狭心症」や血管が詰まってしまう「心筋梗塞」となる心配があります。1)心筋に血液が十分に流れているかを確認することができます。2)負荷検査(負荷を行う場合の検査)負荷時と安静時の2回の画像を比べることで、狭心症や心筋梗塞などを診断する際の参考になります。3)安静検査(負荷検査を行わない場合の検査)心筋細胞の状態を診断する際の参考になります。日本の場合、日常生活における自然放射線による被ばく線量は、年間約2.1mSv(ミリシーベルト)です。心筋血流シンチグラフィ検査1回あたりの被ばく線量はおよそ2.9~10.4mSvであり、健康被害の心配はないと考えられる線量です。裏面もかならずご確認ください。負荷時画像安静時画像心筋へ検査薬がどれぐらい集まっているかを、負荷時と安静時の画像を比較して、診断を行っていきます。(白矢印:虚血が疑われる部位)左回旋枝右冠動脈[前面][後面]左前下行枝右冠動脈狭心症の例監修:日本大学医学部内科学系循環器内科学分野松本直也先生一般社団法人日本核医学会検査日時年時分月日()心筋血流シンチグラフィを受ける方へ1心臓の病気2検査の目的3検査の安全性についてご不明な点、ご不安に感じる点がありましたら、病院名および連絡先お気軽に検査スタッフにお尋ねください。なお、ご都合により検査を受けられない場合、また検査の時間に遅れる場合にはかならずご連絡ください。心筋血流シンチグラフィの流れ●お薬を服用している方は、主治医にご相談ください。●検査内容によっては、食事制限が必要となりますので、主治医の指示に従ってください。●妊娠中の方・妊娠の可能性がある方、授乳中もしくは乳幼児がいる方は、主治医にご相談ください。●______________________________________________________●______________________________________________________□運動負荷検査(負荷を行う場合の検査)□安静検査(負荷を行わない場合の検査)運動負荷検査:自転車のようなエルゴメータやランニングマシンのようなトレッドミルといった機器で運動します。段階的に運動量を増やし、汗が出るくらいの負荷をかけます。安全のために、心電図や血圧計をつけて行います。検査の目的や、投与するお薬によって、検査内容が異なります。検査前の確認事項1検査の種類□1回投与□2回投与2お薬の投与回数□1回撮影□2回撮影ベッドの上に仰向けになり、両手を頭の上にバンザイの形にあげた状態で撮影します。1回の撮影は約20分かかります。※検査時はネックレス等の貴金属類、また金具・ボタンなどのついた衣服や下着ははずしてください。3撮影の回数作成: