MIBG心シンチMeta-IodoBenzylGuanidine検査日時年月日()時分監修中嶋憲一先生[金沢大学大学院先進予防医学研究科機能画像人工知能学]一般社団法人日本核医学会画像検査心臓交感神経画像検査を受ける方へしんエムアイビージーMIBG心シンチとは心臓の交感神経を調べる理由MIBG心シンチは、心臓にある交感神経が少なくなっていないか、どのように働いているかを見る画像検査です。MIBGとは、検査に使うお薬の主な成分の略語です。心不全の状態になると、心臓の交感神経が過剰に働いたり、数が少なくなってしまうことがあります。心臓の手術や何らかの病気が原因となって、交感神経の数や働きが変化してしまうこともあります。交感神経は「ノルアドレナリン」という神経伝達物質によって心臓の筋肉に情報を伝えます。MIBGはノルアドレナリンによく似た構造をもっているので、これを利用して交感神経の様子を見ます。診断を正確に行って、より良い治療方針をたてるために、この検査をしましょう。交感神経神経伝達物質ノルアドレナリン心臓の筋肉血管エムアイビージーしん検査でわかること心臓()にMIBGがどれくらい集まっているかがわかります。Aでは、MIBGが集まって濃く見えます。Bでは、交感神経の数が少なくなってMIBGが集まらなかったり、交感神経の働きが変化してMIBGが洗い出されたりなどして、薄い色になります。自律神経は、いろいろな臓器や器官の機能を調節しています。自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。「交感神経」は激しい運動をしているときや興奮しているときに働きます。心臓へのMIBGの集まり具合はH/M比という数値で表します。Hは心臓を、Mは上縦隔をさし、心臓が濃く写っているとH/M比は大きくなります。▶H/M比は検査設備によって値が変わる場合がありますが、最近は標準化が進み、どの施設でも同じように評価できるようになってきています。H/M比2.58H/M比1.33AB交感神経とは?甲状腺上縦隔右肺左肺肝臓心臓交感神経が働いているとき副交感神経が働いているときじょうじゅうかくRI室(核医学検査室)とよばれる部屋で行われます。放射性同位元素という目印を付けた検査薬を注射したあと、カメラのついたベッドに横になって、1回または2回撮影を行います。検査のながれ食事について検査前および検査中は食事制限は必要ありません。服薬中の薬について以下の薬は検査結果に影響をおよぼします。下記にかかわらず、服薬中のお薬がある場合は申し出てください。●三環系抗うつ薬●塩酸ラベタロール(降圧薬)●レセルピン(高血圧・精神神経治療薬)安全性について日本の場合、日常生活における自然放射線による被ばく線量は、年間約2.1ミリシーベルトで、MIBG心シンチ検査1回あたりの被ばく線量はおよそ1.4ミリシーベルトであり、健康被害の心配はないと考えられる線量です。検査薬を注射1回目撮影[約15分以降]2回目撮影[3~6時間後]2020年6月改訂52006100BG3-4-024アールアイしつ123