2022年3月改訂(第12版)日本標準商品分類番号医薬品インタビューフォーム日本病院薬剤師会のIF記載要領2018(2019年更新版)に準拠して作成放射性医薬品/悪性腫瘍診断薬・炎症性疾患診断薬日本薬局方クエン酸ガリウム(67Ga)注射液874300剤形製剤の規制区分規格・含量一般名製造販売承認年月日薬価基準収載・販売開始年月日製造販売(輸入)・提携・販売会社名医薬情報担当者の連絡先問い合わせ窓口注射剤処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)1シリンジ中,クエン酸ガリウム(67Ga)として,74MBq/1.0mL・111MBq/1.5mL・148MBq/2.0mL・185MBq/2.5mLを含有(検定日時)和名:クエン酸ガリウム(67Ga)洋名:Gallium(67Ga)Citrate製造販売承認年月日:1991年12月20日薬価基準収載年月日:1991年12月20日販売開始年月日:1992年2月24日製造販売元:PDRファーマ株式会社PDRファーマ株式会社製品情報センター電話番号0120-383-624〒104-0031東京都中央区京橋2-14-1兼松ビルディングホームページ:https://www.pdradiopharma.com本IFは2022年3月改訂の添付文書の記載に基づき改訂した。最新の情報は,独立行政法人医薬品医療機器総合機構の医薬品情報検索ページで確認してください。医薬品インタビューフォーム利用の手引きの概要-日本病院薬剤師会-1.医薬品インタビューフォーム作成の経緯医療用医薬品の基本的な要約情報として、医療用医薬品添付文書(以下、添付文書)がある。医療現場で医師・薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適正使用情報を活用する際には、添付文書に記載された情報を裏付ける更に詳細な情報が必要な場合があり、製薬企業の医薬情報担当者(以下、MR)等への情報の追加請求や質疑により情報を補完してきている。この際に必要な情報を網羅的に入手するための項目リストとして医薬品インタビューフォーム(以下、IFと略す)が誕生した。1988年に日本病院薬剤師会(以下、日病薬)学術第2小委員会がIFの位置付け、IF記載様式、IF記載要領を策定し、その後1998年に日病薬学術第3小委員会が、2008年、2013年に日病薬医薬情報委員会がIF記載要領の改訂を行ってきた。IF記載要領2008以降、IFはPDF等の電子的データとして提供することが原則となった。これにより、添付文書の主要な改訂があった場合に改訂の根拠データを追加したIFが速やかに提供されることとなった。最新版のIFは、医薬品医療機器総合機構(以下、PMDA)の医療用医薬品情報検索のページ(http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/)にて公開されている。日病薬では、2009年より新医薬品のIFの情報を検討する組織として「インタビューフォーム検討会」を設置し、個々のIFが添付文書を補完する適正使用情報として適切か審査・検討している。2019年の添付文書記載要領の変更に合わせ、「IF記載要領2018」が公表され、今般「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」に関連する情報整備のため、その更新版を策定した。2.IFとはIFは「添付文書等の情報を補完し、医師・薬剤師等の医療従事者にとって日常業務に必要な、医薬品の品質管理のための情報、処方設計のための情報、調剤のための情報、医薬品の適正使用のための情報、薬学的な患者ケアのための情報等が集約された総合的な個別の医薬品解説書として、日病薬が記載要領を策定し、薬剤師等のために当該医薬品の製造販売又は販売に携わる企業に作成及び提供を依頼している学術資料」と位置付けられる。IFに記載する項目配列は日病薬が策定したIF記載要領に準拠し、一部の例外を除き承認の範囲内の情報が記載される。ただし、製薬企業の機密等に関わるもの及び利用者自らが評価・判断・提供すべき事項等はIFの記載事項とはならない。言い換えると、製薬企業から提供されたIFは、利用者自らが評価・判断・臨床適用するとともに、必要な補完をするものという認識を持つことを前提としている。IFの提供は電子データを基本とし、製薬企業での製本は必須ではない。3.IFの利用にあたって電子媒体のIFは、PMDAの医療用医薬品情報検索のページに掲載場所が設定されている。製薬企業は「医薬品インタビューフォーム作成の手引き」に従ってIFを作成・提供するが、IFの原点を踏まえ、医療現場に不足している情報やIF作成時に記載し難い情報等については製薬企業のMR等へのインタビューにより利用者自らが内容を充実させ、IFの利用性を高める必要がある。また、随時改訂される使用上の注意等に関する事項に関しては、IFが改訂されるまでの間は、製薬企業が提供する改訂内容を明らかにした文書等、あるいは各種の医薬品情報提供サービス等により薬剤師等自らが整備するとともに、IFの使用にあたっては、最新の添付文書をPMDAの医薬品医療機器情報検索のページで確認する必要がある。なお、適正使用や安全性の確保の点から記載されている「V.5.臨床成績」や「XII.参考資料」、「XIII.備考」に関する項目等は承認を受けていない情報が含まれることがあり、その取り扱いには十分留意すべきである。4.利用に際しての留意点IFを日常業務において欠かすことができない医薬品情報源として活用していただきたい。IFは日病薬の要請を受けて、当該医薬品の製造販売又は販売に携わる企業が作成・提供する、医薬品適正使用のための学術資料であるとの位置づけだが、記載・表現には医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の広告規則や販売情報提供活動ガイドライン、製薬協コード・オブ・プラクティス等の制約を一定程度受けざるを得ない。販売情報提供活動ガイドラインでは、未承認薬や承認外の用法等に関する情報提供について、製薬企業が医療従事者からの求めに応じて行うことは差し支えないとされており、MR等へのインタビューや自らの文献調査などにより、利用者自らがIFの内容を充実させるべきものであることを認識しておかなければならない。製薬企業から得られる情報の科学的根拠を確認し、その客観性を見抜き、医療現場における適正使用を確保することは薬剤師の本務であり、IFを利用して日常業務を更に価値あるものにしていただきたい。(2020年4月改訂)目次I.概要に関する項目…………………………………….11.開発の経緯……………………..12.製品の治療学的特性………………13.製品の製剤学的特性………………14.適正使用に関して周知すべき特性……15.承認条件及び流通・使用上の制限事項..16.RMPの概要……………………1II.名称に関する項目…………………………………….21.販売名…………………………22.一般名…………………………23.構造式又は示性式………………..24.分子式及び分子量………………..25.化学名(命名法)又は本質…………26.慣用名,別名,略号,記号番号……..2III.有効成分に関する項目………………………………31.物理化学的性質………………….32.有効成分の各種条件下における安定性..43.有効成分の確認試験法,定量法……..4IV.製剤に関する項目…………………………………….51.剤形…………………………..52.製剤の組成……………………..53.添付溶解液の組成及び容量…………54.力価…………………………..55.混入する可能性のある夾雑物……….56.製剤の各種条件下における安定性……57.調製法及び溶解後の安定性…………58.他剤との配合変化(物理化学的変化)..69.溶出性…………………………610.容器・包装……………………..611.別途提供される資材類…………….612.その他…………………………6V.治療に関する項目…………………………………….71.効能又は効果……………………72.効能又は効果に関連する注意……….73.用法及び用量……………………74.用法及び用量に関連する注意……….75.臨床成績……………………….7VI.薬効薬理に関する項目………………………………91.薬理学的に関連ある化合物又は化合物群92.薬理作用……………………….9VII.薬物動態に関する項目…………………………….111.血中濃度の推移…………………112.薬物速度論的パラメータ………….113.母集団(ポピュレーション)解析…..114.吸収………………………….115.分布………………………….126.代謝………………………….127.排泄………………………….138.トランスポーターに関する情報……..139.透析等による除去率………………1310.特定の背景を有する患者…………..1311.その他………………………..13VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目…..141.警告内容とその理由………………142.禁忌内容とその理由………………143.効能又は効果に関連する注意とその理由144.用法及び用量に関連する注意とその理由145.重要な基本的注意とその理由……….146.特定の背景を有する患者に関する注意..147.相互作用………………………158.副作用………………………..159.臨床検査結果に及ぼす影響…………1510.過量投与………………………1611.適用上の注意…………………..1612.その他の注意…………………..16IX.非臨床試験に関する項目…………………………171.薬理試験………………………172.毒性試験………………………18X.管理的事項に関する項目…………………………191.規制区分………………………192.有効期間………………………193.包装状態での貯法………………..194.取扱い上の注意…………………195.患者向け資材…………………..196.同一成分・同効薬………………..197.国際誕生年月日…………………198.製造販売承認年月日及び承認番号,薬価基準収載年月日,販売開始年月日……..199.効能又は効果追加,用法及び用量変更追加等の年月日及びその内容…………..2010.再審査結果,再評価結果公表年月日及びその内容………………………..2011.再審査期間…………………….2012.投薬期間制限に関する情報…………2013.各種コード…………………….2014.保険給付上の注意………………..20XI.文献…………………………………………………211.引用文献………………………212.その他の参考文献………………..22XII.参考資料……………………………………………231.主な外国での発売状況…………….232.海外における臨床支援情報…………23XIII.備考………………………………………………….241.調剤・服薬支援に際して臨床判断を行うにあたっての参考情報………………242.その他の関連資料………………..24I.概要に関する項目I.概要に関する項目1.開発の経緯ガリウムに関する歴史はかなり古く,1949年Dudleyら1)の代謝についての研究に始まり,1951年MulryとDudley2)によって骨腫瘍の診断に応用され,1953年にはAndrewsら3)によってクエン酸ガリウム(72Ga)静注による骨腫瘍の治療への試みがなされた.また,この頃Brunerら4)によってクエン酸ガリウム(67Ga)のラットの体内分布と排泄について報告された.その後,EdwardsとHayes5)が1969年にクエン酸ガリウム(67Ga)をホジキンリンパ腫患者の骨シンチグラムに適用し,その際,頸部リンパ節腫瘍に高い集積がみられることを発見し,悪性腫瘍の診断への一つの手がかりを発表した.それ以来,本邦においても東ら6)の報告を初めとして基礎的ならびに臨床的研究が進められ悪性腫瘍の診断に用いられてきた.また,1971年Lavenderら7),Bellら8),Itoら9)により,クエン酸ガリウム(67Ga)は炎症部位にも集積することが報告され,現在では,クエン酸ガリウム(67Ga)は悪性腫瘍の診断及び炎症性病変の診断にも用いられるようになった.2.製品の治療学的特性・悪性腫瘍の診断に有用である(7頁参照)6),10)~18).・炎症性病変の診断に有用である(8頁参照)19)~31).・本品承認前の臨床試験では,総症例326例中,副作用は認められなかった.また,承認後の調査では,3,167症例中,副作用は認められなかった(再審査対象外品目)(8頁参照).3.製品の製剤学的特性・本品は,日本薬局方に収載されている放射性医薬品である(2頁参照).・シリンジ製品は前もってタングステンシールドが装着してあるので,シリンジを移し変える操作がなく被曝を低減する(6頁参照).4.適正使用に関して周知すべき特性適正使用に関する資材,最適使用推進ガイドライン等RMP追加のリスク最小化活動として作成されている資材最適使用推進ガイドライン保険適用上の留意事項通知5.承認条件及び流通・使用上の制限事項(1)承認条件該当しない(2)流通・使用上の制限事項該当しない6.RMPの概要該当しない有無無無無無(2022年3月時点)1II.名称に関する項目II.名称に関する項目1.販売名(1)和名クエン酸ガリウム-Ga67注射液(2)洋名GalliumCitrate-Ga67Injection(3)名称の由来該当資料なし2.一般名(1)和名(命名法)クエン酸ガリウム(67Ga)クエン酸ガリウム(67Ga)注射液(日本薬局方,放射性医薬品基準)(2)洋名(命名法)Gallium(67Ga)CitrateGallium(67Ga)CitrateInjection(日本薬局方,放射性医薬品基準英文版)GalliumCitrateGa67Injection(USP)(3)ステム(stem)該当しない3.構造式又は示性式4.分子式及び分子量分子式:C6H8O767Ga分子量:259.135.化学名(命名法)又は本質Gallium(67Ga)Citrate(INN)GalliumCitrateGa67Injection(USP)6.慣用名,別名,略号,記号番号Gallium-67Gacitrate67Ga:クエン酸=1:1のキレート化合物2III.有効成分に関する項目III.有効成分に関する項目本項目は,67Gaの核物理学的特性について記載する.1.物理化学的性質(1)外観・性状該当資料なし(2)溶解性該当資料なし(3)吸湿性該当資料なし(4)融点(分解点),沸点,凝固点該当資料なし(5)酸塩基解離定数該当資料なし(6)分配係数該当資料なし(7)その他の主な示性値67Gaの核物理学的特性:67Gaは周期律表第31番目の元素であるガリウムの放射性同位元素の一つであり,サイクロトロンにて68Zn(p,2n)67Ga等の反応によって生産される.1)物理的半減期3.2612日2)主なγ線エネルギー93.3keV(39.2%)185keV(21.2%)300keV(16.8%)3)減衰表経過時間残存放射能経過時間(時間)(%)(時間)-72189.24-66179.46-60170.18-54161.310-48153.012-42145.114-36137.516-30130.420-24123.724-18117.328-12111.232-6105.536010040298.244残存放射能(%)(時間)(%)96.54865.494.85263.193.25660.991.56058.889.96456.788.36854.886.87252.983.87651.080.98049.278.08447.575.38845.972.79244.370.29642.767.710041.2経過時間残存放射能3III.有効成分に関する項目2.有効成分の各種条件下における安定性該当資料なし3.有効成分の確認試験法,定量法確認試験法(1)本品について,放射性医薬品基準一般試験法物理的試験法ガンマ線測定法のGe半導体検出器による測定法により試験を行うとき,0.093,0.185,0.300及び0.394MeVにピークを認める.(2)放射化学的異物0.1mol/Lクエン酸三ナトリウム試液/エタノール(95)混液(5:3)を展開溶媒として,放射性医薬品基準一般試験法物理的試験法ろ紙クロマトグラフィーにより約10cm展開して試験を行うとき,クエン酸ガリウム(67Ga)のスポット以外の放射能はろ紙上の総放射能の2%以下である(Rf=0.7~0.9).定量法本品の適当量について,放射性医薬品基準一般試験法物理的試験法ガンマ線測定法の放射能の定量により放射能を測定する.4IV.製剤に関する項目IV.製剤に関する項目1.剤形(1)剤形の区別剤形:注射剤(2)製剤の外観及び性状外観:無色~淡赤色澄明の液(3)識別コード該当しない(4)製剤の物性pH:6.0~8.0浸透圧比:約1(生理食塩液に対する比)(5)その他該当しない2.製剤の組成(1)有効成分(活性成分)の含量及び添加剤有効成分:検定日時において1.0mL中74MBqのガリウム67(67Ga)をクエン酸ガリウムの形で含有する.添加剤:本品1.0mL当りクエン酸ナトリウム水和物(2mg),ベンジルアルコール(9.0μL),塩酸(適量),水酸化ナトリウム(適量),生理食塩液(適量)を含有する.(2)電解質等の濃度該当しない(3)熱量該当しない3.添付溶解液の組成及び容量該当しない4.力価該当しない5.混入する可能性のある夾雑物亜鉛(5ppm以下),鉄(20ppm以下),重金属(0.5ppm以下)6.製剤の各種条件下における安定性本品を製造後6日間にわたり室温保存し試験した結果,経時的に安定であることが確認された.7.調製法及び溶解後の安定性該当しない5IV.製剤に関する項目8.他剤との配合変化(物理化学的変化)該当資料なし9.溶出性該当しない10.容器・包装(1)注意が必要な容器・包装,外観が特殊な容器・包装に関する情報被曝軽減のため鉛容器に梱包されている.シリンジ入り製剤は,タングステン製のシールドをあらかじめ装着してある.(2)包装74MBq(1.0mL)[1シリンジ]、111MBq(1.5mL)[1シリンジ]、148MBq(2.0mL)[1シリンジ]、185MBq(2.5mL)[1シリンジ](3)予備容量該当しない(4)容器の材質透明ガラス製容器11.別途提供される資材類プラスチックプランジャーもしくはタングステン製プランジャー注意:弊社製品専用のプランジャーである.問い合わせ先:弊社医薬情報担当者12.その他該当資料なし6V.治療に関する項目V.治療に関する項目1.効能又は効果○悪性腫瘍の診断○下記炎症性疾患における炎症性病変の診断腹部膿瘍、肺炎、塵肺、サルコイドーシス、結核、骨髄炎、び漫性汎細気管支炎、肺線維症、胆囊炎、関節炎など2.効能又は効果に関連する注意設定されていない3.用法及び用量(1)用法及び用量の解説〈腫瘍シンチグラフィ〉本品を、体重1kgあたり1.11~1.48MBq静注し、24~72時間後に被検部をシンチレーションカメラまたはシンチレーションスキャナで撮像または走査することによりシンチグラムをとる。なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する。〈炎症シンチグラフィ〉本品を、体重1kgあたり1.11~1.85MBq静注し、48~72時間後に被検部をシンチレーションカメラまたはシンチレーションスキャナで撮像または走査することによりシンチグラムをとる。必要に応じて投与後6時間像をとることもできる。なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する。(2)用法及び用量の設定経緯・根拠本剤を用いた臨床試験実施施設における用法及び用量を参考に設定した.4.用法及び用量に関連する注意設定されていない5.臨床成績(1)臨床データパッケージ該当しない(2)臨床薬理試験該当資料なし(3)用量反応探索試験該当資料なし(4)検証的試験1)有効性検証試験1悪性腫瘍の診断6),10)~18)悪性腫瘍の診断を目的とした232例の臨床試験の結果,167例(71.9%)で診断に有効であることが確認された.7V.治療に関する項目2炎症性病変の診断19)~31)炎症性病変の診断を目的とした290例の臨床試験の結果,251例(86.6%)で診断に有効であることが確認された.総症例290例に副作用は認められなかった.2)安全性試験該当資料なし(5)患者・病態別試験該当資料なし(6)治療的使用1)使用成績調査(一般使用成績調査,特定使用成績調査,使用成績比較調査),製造販売後データベース調査,製造販売後臨床試験の内容承認後の調査では,3,167症例中,副作用は認められなかった.2)承認条件として実施予定の内容又は実施した調査・試験の概要該当資料なし(7)その他該当資料なし(再審査対象外品目)8VI.薬効薬理に関する項目VI.薬効薬理に関する項目1.薬理学的に関連ある化合物又は化合物群該当しない2.薬理作用(1)作用部位・作用機序1)腫瘍への集積機序クエン酸ガリウム(67Ga)の腫瘍への集積機序に関しては未だ不明な点が多いが,静注されたクエン酸ガリウム(67Ga)は血中のトランスフェリンと結合し,腫瘍細胞まで運ばれる過程まではほぼ一般に認められている.しかしその後の細胞内への取込み機序と細胞内での結合物質については諸説あり一致が得られていない.Larsonはこれまでの報告と自身の実験結果より下図のような仮説を提唱している.それによると,静注されたクエン酸ガリウム(67Ga)は血中トランスフェリンと結合し,次いで細胞のトランスフェリンレセプタと結合し細胞内に取込まれるとしている32),33).クエン酸ガリウム(67Ga)の腫瘍細胞への集積機序2)炎症巣への集積機序炎症巣への集積機序に関しても十分解明されていないが,次のような考え方が報告されている.1炎症巣に生じる血流の増加と血管内皮細胞の透過性亢進による集積34).2白血球,特に好中球と結合した67Gaが炎症巣へ遊走する35).367Gaが細菌へ直接摂取され炎症巣へ集積する36).467Gaが炎症巣の細胞間質の酸性ムコ多糖に結合する37).9VI.薬効薬理に関する項目(2)薬効を裏付ける試験成績1)肥満細胞腫のマウスにクエン酸ガリウム(67Ga)を0.37MBq筋注した場合の体内分布は次のとおりである6).クエン酸ガリウム(67Ga)の体内分布臓器腫瘍5,8221投与後24時間cpm/gratio投与後72時間cpm/gratio5,48414100.071270.028400.152,9370.548180.151,6370.304,9960.916,2091.132,1330.393,3650.614,4190.811,6470.301,7710.32筋脳甲状唾液心肝脾腎膵臓骨肺胃腸肉腺腺臓臓3830.061360.021,1280.193,4670.607140.121,0470.242,4370.423,2040.552,2320.385,7330.983,1740.55–2,8710.49臓臓以上の結果よりクエン酸ガリウム(67Ga)は投与24,72時間後共に腫瘍に著しい集積が認められ,その他胃,肝臓,脾臓へも多く集積したが,脳,心臓,甲状腺への集積は少なかった.また,腫瘍とその周囲の筋肉との集積比は投与24時間後では15.2,72時間後では13.5であった.2)エールリッヒ癌のマウス腹腔内にクエン酸ガリウム(67Ga)を3.7MBq投与し,24時間後の全身オートラジオグラフィを行った.その結果クエン酸ガリウム(67Ga)は骨,歯,唾液腺,肝臓,脾臓,胃及び腫瘍に集積し,脳,心臓,肺,副腎,筋肉等への集積は少なかった38).この結果は1)の報告と一致する.(3)作用発現時間・持続時間該当資料なし10VII.薬物動態に関する項目VII.薬物動態に関する項目1.血中濃度の推移(1)治療上有効な血中濃度該当資料なし(2)臨床試験で確認された血中濃度該当資料なし(3)中毒域該当資料なし(4)食事・併用薬の影響該当資料なし2.薬物速度論的パラメータ(1)解析方法該当資料なし(2)吸収速度定数該当資料なし(3)消失速度定数該当資料なし(4)クリアランス悪性腫瘍患者112例における体内消失は2相性を示し,その生物学的半減期は第1相で約30時間,第2相で約613時間であった39).(5)分布容積該当資料なし(6)その他該当資料なし3.母集団(ポピュレーション)解析(1)解析方法該当資料なし(2)パラメータ変動要因該当資料なし4.吸収該当資料なし11VII.薬物動態に関する項目5.分布(1)血液−脳関門通過性該当資料なし(2)血液―胎盤関門通過性該当資料なし(3)乳汁への移行性授乳中の婦人にクエン酸ガリウム(67Ga)を111MBq静注した場合の乳汁中の67Ga濃度の推移を以下に示す40).67Gaの乳汁中濃度の推移乳児が1日に500mLの乳汁を飲むと仮定すると,乳児の67Ga累積摂取量及び吸収線量は,静注後3日目から授乳を開始した場合,各々12.95MBq及び全身7mGy,骨12mGy,また,静注14日目からの場合では各々0.851MBq及び全身0.4mGy,骨0.7mGyとなる.(4)髄液への移行性該当資料なし(5)その他の組織への移行性クエン酸ガリウム(67Ga)の局所への集積機序に関しては未だ不明な点が多いが,静注後,その大部分は血清蛋白,特にtransferrinと結合して体内に分布する41),42)といわれている.また,外国における報告では,静注されたクエン酸ガリウム(67Ga)は静注後24時間以内に投与量の約12%が主に腎臓から排泄され,それ以後は,腸管への排泄が主になり,最初の1週間で投与量の約1/3が排泄される42).また,体内に残った約2/3のクエン酸ガリウム(67Ga)の分布は,投与量の6%が肝臓,1%が脾臓,2%が腎臓,24%が骨髄を含む骨,そして34%が軟部組織に分布する42).さらに軟部組織でクエン酸ガリウム(67Ga)の集積が高いのは涙腺,唾液腺,乳腺などの分泌腺である43).(6)血漿蛋白結合率静注後,その大部分は血清蛋白,特にtransferrinと結合して体内に分布する41),42).6.代謝(1)代謝部位及び代謝経路該当資料なし(2)代謝に関与する酵素(CYP等)の分子種,寄与率該当資料なし12VII.薬物動態に関する項目(3)初回通過効果の有無及びその割合該当資料なし(4)代謝物の活性の有無及び活性比,存在比率該当資料なし7.排泄主として糞便中に排泄8.トランスポーターに関する情報該当しない9.透析等による除去率血液透析:透析患者9例において静注24時間後の全身スキャンでは,透析は画質に影響を及ぼさなかった44).10.特定の背景を有する患者「VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目」の「6.特定の背景を有する患者に関する注意」参照.11.その他該当資料なし13VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目1.警告内容とその理由設定されていない2.禁忌内容とその理由設定されていない3.効能又は効果に関連する注意とその理由設定されていない4.用法及び用量に関連する注意とその理由設定されていない5.重要な基本的注意とその理由6.特定の背景を有する患者に関する注意(1)合併症・既往歴等のある患者設定されていない(2)腎機能障害患者設定されていない(3)肝機能障害患者設定されていない(4)生殖能を有する者設定されていない(5)妊婦<解説>生殖能力のある婦人に投与する場合,理想的には月経開始日から約10日間がよい45).(6)授乳婦8.重要な基本的注意診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。9.5妊婦妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。9.6授乳婦診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。また、クエン酸ガリウム(67Ga)は授乳している乳房に集積するため、授乳する場合は投与後2~3週間程度の期間をとった方が望ましい46),47)。14VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目(7)小児等<解説>放射性医薬品の小児投与量に関しては数多くの算出法が考案されているが,次式による算出値が最も一般的である48).Y+19.7小児等9.7.1小児等を対象とした臨床試験は実施していない。9.7.2低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。小児投与量=成人投与量×<参考>日本核医学会小児核医学検査適正施行検討委員会:小児核医学検査適正施行のコンセンサスガイドライン2020第1部:小児核医学検査の適正投与量.http://jsnm.org/archives/4675/(2022年3月閲覧)(8)高齢者9.8高齢者患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。7.相互作用(1)併用禁忌とその理由設定されていない(2)併用注意とその理由設定されていない8.副作用(1)重大な副作用と初期症状設定されていない(2)その他の副作用9.臨床検査結果に及ぼす影響設定されていない(Y:年齢)(投与量は放射能を示す)Y+711.副作用次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。11.2その他の副作用頻度不明過敏症蕁麻疹様紅斑、そう痒感、発疹、発赤、全身紅斑、湿疹循環器徐脈、血圧低下消化器腹部膨満感、悪心、嘔吐、口内疼痛、舌痛その他発熱、全身倦怠、冷汗、上腕部痛、めまい、気分不良、顔面潮紅15VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目10.過量投与設定されていない11.適用上の注意14.適用上の注意14.1薬剤投与時の注意14.1.1メシル酸デフェロキサミン投与中に本剤を投与する場合、メシル酸デフェロキサミンの投与はあらかじめ中止しておくこと(本剤とメシル酸デフェロキサミンがキレートを形成し、急速に尿中に排泄されるため、シンチグラムが得られない場合がある)49)。14.1.267Gaは腸管内へ排泄されるため腹部の病巣への集積と鑑別が困難となる場合がある。そのため、腹部診断には前処置として撮像前に十分な浣腸を施行する。また、浣腸禁忌の場合には経日的に撮像し、集積の移動の有無から診断する50)。14.1.3両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにすること。14.1.4シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合がある。注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与すること。<解説>次の療法を受けている患者では,クエン酸ガリウム(67Ga)の集積異常(肝・軟部組織及び腫瘍への集積が低下し,逆に,骨及び腎への集積が増加する)を示すことがある40),50)~54).特に,化学療法を受けている場合,少なくとも1週間の休薬が必要である51).1)薬剤◎化学療法剤・ドキソルビシン塩酸塩・ブレオマイシン塩酸塩・ビンクリスチン硫酸塩・ビンブラスチン硫酸塩・エトポシド・メトトレキサート・シタラビン・ダカルバジン・シクロホスファミド水和物・プロカルバジン塩酸塩・フルオロウラシル・シスプラチン◎鉄剤2)輸血(頻回)3)放射線照射次に示す薬剤の投与を受けている場合は,乳房に異常集積することがある40),55).◎向精神薬・クロルプロマジン・プロクロルペラジン・イミプラミン・ハロペリドール◎降圧剤・レセルピン・ペンフルチジド◎胃腸薬・シメチジン・メトクロプラミド◎ホルモン剤・エストロゲン・プロゲステロン・スチルベストロール・ゴナドトロピン・抗アンドロゲン剤12.その他の注意(1)臨床使用に基づく情報〈炎症シンチグラフィ〉15.1臨床使用に基づく情報炎症巣の局在部位・活動性等、他の検査では十分な情報が得られない場合に施行すること。(2)非臨床試験に基づく情報設定されていない16IX.非臨床試験に関する項目IX.非臨床試験に関する項目(分布)エールリッヒ癌のマウスにクエン酸ガリウム(67Ga)を0.37MBq筋注し,48時間後の体内分布を以下に示す.臓器腫瘍血液筋肉脳唾液腺肺クエン酸ガリウム(67Ga)の体内分布cpm/gratio臓器14,4241.00胃2,9850.20膵3,0450.21腎9200.06脾22,4151.55小腸(5cm)13,1940.91大腸(5cm)57,4223.98大腿骨cpm/gratio26,7571.85臓7,5430.52臓40,1932.78臓26,1451.81肝臓12,4890.8616,0051.1042,8612.97MIRD法により計算した吸収線量は次のとおりである.臓器吸収線量(mGy/37MBq)全身1.49骨3.84肝臓6.83脾臓2.56腎臓3.56小腸5.47大腸3.63(自社データ)(排泄)エールリッヒ癌のマウスにクエン酸ガリウム(67Ga)を0.37MBq静注し,3,18,24及び48時間後までの排泄率を以下に示す.クエン酸ガリウム(67Ga)の排泄率(%)*時間排泄経路尿中糞便中3時間1.7~1.81.7~2.018時間5.4~5.616.8~17.824時間5.8~5.921.3~21.848時間6.9~7.032.4~34.1*投与量に対する%マウスにクエン酸ガリウム(67Ga)を静注した場合の生物学的半減期は53.1日,有効半減期は73.5時間であった56).1.薬理試験(1)薬効薬理試験「VI.薬効薬理に関する項目」参照(2)安全性薬理試験該当資料なし(3)その他の薬理試験該当資料なし17IX.非臨床試験に関する項目2.毒性試験(1)単回投与毒性試験クエン酸ガリウムの急性毒性57)動物種ラットn=137(雄)イヌn=50(雄,雌)LD投与経路LD50/10LD10/15LD50/1510.518.241.1LD90/15静注・投与形:クエン酸ガリウム・表示方法:単位体重あたりのガリウム元素の重量(mg/kg)≧220・LD50/10:10日間のLD50LD10/15,LD50/15,LD90/15:15日間のLD10,50,90(2)反復投与毒性試験該当資料なし(3)遺伝毒性試験該当資料なし(4)がん原性試験該当資料なし(5)生殖発生毒性試験該当資料なし(6)局所刺激性試験該当資料なし(7)その他の特殊毒性該当資料なし18X.管理的事項に関する項目X.管理的事項に関する項目1.規制区分製剤:処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)有効成分:該当しない2.有効期間有効期間:検定日から3日間3.包装状態での貯法室温保存4.取扱い上の注意20.取扱い上の注意放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。放射性医薬品につき管理区域内でのみ使用すること.使用に際しては放射線を安全に遮蔽して行うこと.シリンジ入りには製品と包装(放射能量)の区別の目的から,フランジキャップに製品別の色を用いており,製品名の略称とMBq数の印字がされている.5.患者向け資材患者向け医薬品ガイド:なしくすりのしおり:なしその他の患者向け資材:核医学検査を受ける方へ(PDRファーマ株式会社ホームページ6.同一成分・同効薬(1)同一成分クエン酸ガリウム(67Ga)注NMP(2)同効薬該当しない7.国際誕生年月日該当資料なしhttps://www.pdradiopharma.com/hcw/medSupport/imagedb/参照)8.製造販売承認年月日及び承認番号,薬価基準収載年月日,販売開始年月日製造販売承認年月日:1991年12月20日承認番号:20300AMZ01004薬価基準収載年月日:1991年12月20日販売開始年月日:1992年2月24日19X.管理的事項に関する項目9.効能又は効果追加,用法及び用量変更追加等の年月日及びその内容該当しない10.再審査結果,再評価結果公表年月日及びその内容該当しない11.再審査期間該当しない12.投薬期間制限に関する情報該当しない13.各種コード販売名HOT(9桁)番号厚生労働省薬価基準個別医薬品コードレセプト電算処理クエン酸ガリウム-Ga67注射液14.保険給付上の注意該当しない109288203収載医薬品コード4300428A1011(YJコード)4300428A1054システム用コード64431013820XI.文献XI.文献1.引用文献1)DudleyHCetal.JPharmExpTher.1949;96:135-138.(PMID:18152923)2)MulryWCetal.JLabClinMed.1951;37:239-253.(PMID:14814350)3)AndrewsGAetal.Radiology.1953;61:570-588.(PMID:13100666)4)BrunerHDetal.Radiology.1953;61:602-613.(PMID:13100670)5)EdwardsCLetal.JNuclMed.1969;10:103-105.(PMID:5784705)6)東与光ほか.核医学.1969;6:217-226.7)LavenderJPetal.BrJRadiol.1971;44:361-366.(PMID:5108360)8)BellEGetal.JNuclMed.1971;12:338-339.9)ItoYetal.Radiology.1971;101:355-362.10)東与光ほか.Radioisotopes.1970;19:311-318.11)木下文雄ほか.臨床放射線.1970;15:583-597.12)宮前達也ほか.臨床放射線.1970;15:598-608.13)東与光ほか.歯界展望.1971;38:373-376.14)中村功ほか.臨床呼吸生理.1971;4:19-29.15)浜本研ほか.日本臨床.1972;30:562-577.(PMID:4552556)16)宮前達也ほか.臨床放射線.1973;18:111-120.(PMID:4570793)17)秋貞雅祥ほか.核医学.1975;12:221-231.(PMID:1172087)18)鈴木慎二ほか.臨床放射線.1979;24:553-557.(PMID:459120)19)後藤有人ほか.臨床放射線.1976;21:573-581.(PMID:987376)20)瀬戸光ほか.臨床放射線.1978;23:821-826.(PMID:691787)21)栗原直嗣ほか.日本胸部臨床.1978;37:967-974.22)中間昌博ほか.核医学.1979;16:1407-1411.(PMID:544877)23)利波紀久ほか.核医学.1980;17:1221-1230.(PMID:7206337)24)中島秀行ほか.核医学.1981;18:583-590.(PMID:7311127)25)吉田祥二ほか.臨床放射線.1981;26:1027-1033.(PMID:7311050)26)伊藤和夫ほか.イメージ診断.1982;2:63-71.27)桑原康雄ほか.核医学.1982;19:529-534.(PMID:7131922)28)佐崎章ほか.核医学.1982;19:965-973.(PMID:6961250)29)伊藤新作ほか.核医学.1983;20:1459-1466.(PMID:6587137)30)市川洋一郎ほか.日本胸部疾患学会雑誌.1984;22:111-117.(PMID:6088875)31)高梨俊保ほか.臨床放射線.1984;29:1389-1392.(PMID:6521002)32)LarsonSMSeminNuclMed.1978;8:193-203.(PMID:213849)33)LarsonSMetal.IntJNuclMed&Bio.1981;8:257-265.34)宮崎正之ほか.現代医療.1984;16:2013-2016.35)SwartzendruberDCetal.JNatlCancerInst.1971;46:941-947.(PMID:5157846)36)MenonSetal.JNuclMed.1978;19:44-47.(PMID:621562)37)AndoAetal.Radioisotopes.1977;26:421-422.(PMID:578965)38)HigasiTetal.Radioisotopes.1970;19:311-318.39)WatsonEEetal.JNuclMed.1973;14:840-842.(PMID:4743042)40)BekermanCetal.JNuclMed.1984;25:430-435.(PMID:6544814)41)石井千佳子ほか.臨床放射線.1981;26:1087-1088.(PMID:7311059)42)LarsonSMetal.JNuclMed.1973;14:208-214.(PMID:4347983)43)西川潤一外科診療.1981;23:1083-1090.44)JuliaMetal.ClinNuclMed.1980;5:401-403.(PMID:7408357)45)RecommendationsoftheInternationalCommissiononRadiologicalProtection(AdoptedSeptember17,1965)ICRPPublication9,1966:p1121XI.文献46)RichardETetal.JNuclMed.1976;17:1055-1056.(PMID:993836)47)(社)日本アイソトープ協会ICRP勧告翻訳検討委員会.ICRPPublication52核医学における患者の防護,1990:p23-2448)(社)日本アイソトープ協会医学・薬学部会核医学イメージング規格化委員会.Radioisotopes.1988;37:627-632.(PMID:3222473)49)NagamachiSetal.AnnNuclMed.1988;2:35-39.(PMID:3275103)50)利波紀久臨床外科.1981;36:69-75.51)LentleBCetal.SeminNuclMed.1979;9:131-143.(PMID:482949)52)LongSEetal.SeminNuclMed.1984;14:52-54.(PMID:6584979)53)RoswigDMetal.SeminNuclMed.1984;14:57-58.(PMID:6584980)54)LentleBCetal.SeminNuclMed.1984;14:143-145.(PMID:6587570)55)ChandramoulyBSetal.SeminNuclMed.1984;14:50-51.(PMID:6584978)56)LanghammerHetal.JNuclMed.1972;13:25-30.(PMID:4621445)57)BrunerHDetal.Radiology.1953;61:550-555.(PMID:13100664)2.その他の参考文献1)放射性医薬品基準.厚生労働省告示第八十三号(平成二十五年三月二十九日)2)(社)日本アイソトープ協会編集.アイソトープ手帳,丸善東京,2011.3)厚生労働省「日本薬局方」ホームページ:第十七改正日本薬局方医薬品各条:695.4)USP35-NF30(U.S.Pharmacopeia-NationalFormulary)2012.22XII.参考資料XII.参考資料1.主な外国での発売状況クエン酸ガリウム-Ga67注射液は,韓国・台湾において発売されている.Gallium(67Ga)CitrateInjectionは,現在欧米各国ほか多くの国で発売されている.またUSPにもGalliumCitrateGa67Injectionの名称で収載されているので参考にされたい.2.海外における臨床支援情報(1)妊婦への投与に関する海外情報米国:PregnancyAnimalreproductivestudieshavenotbeenconductedwithGalliumCitrateGa67Injection.ItisalsonotknownwhetherGalliumCitrateGa67Injectioncancausefetalharmwhenadministeredtoapregnantwomanorcanaffectreproductioncapacity.GalliumCitrateGa67Injectionshouldbegiventoapregnantwomanonlyifclearlyneeded.Ideally,examinationsusingradiopharmaceuticals,especiallythoseelectiveinnature,inawomanofchildbearingcapability,shouldbeperformedduringthefirstfew(approximately10)daysfollowingtheonsetofmenses.NursingMothersGalliumCitrateGa67Injectionisexcretedinhumanmilkduringlactation,therefore,formulafeedingsshouldbesubstitutedforbreastfeedings.9.5妊婦妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。9.6授乳婦診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。また、クエン酸ガリウム(67Ga)は授乳している乳房に集積するため、授乳する場合は投与後2~3週間程度の期間をとった方が望ましい46),47)。(2)小児等への投与に関する海外情報米国:PediatricUseSafetyandeffectivenessinpediatricpopulationhasnotbeenestablished.Rev:5/20189.7小児等9.7.1小児等を対象とした臨床試験は実施していない。9.7.2低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。23Rev:5/2018XIII.備考XIII.備考1.調剤・服薬支援に際して臨床判断を行うにあたっての参考情報(1)粉砕該当しない(2)崩壊・懸濁性及び経管投与チューブの通過性該当しない2.その他の関連資料シリンジ入り製品使用方法1シールを取り,鉛容器の蓋をはずす.2シリンジが鉛容器に入ったままの状態でプランジャーロッドをねじ込む(図1).3プランジャーロッドを持って鉛容器から取り出す(図2).4シリンジの先端のゴムキャップをはずし,両頭針の短い方を取りつける.このとき長針側先端のカット面が投与時に上を向くように取りつける(図3).5患者に投与する(図4).〔注意事項〕○両頭針を取りつける際,プランジャーロッドを押さないようにして下さい.○シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があります.注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残りますが,誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与して下さい.〔廃棄の方法〕注射針にカバーをつけた後,針をはずす.次にプランジャーロッドを取りつけた時と逆の方向に回し,取りはずす.フランジキャップを回して取りはずし,シールドからシリンジを抜取り廃棄する.24