2022年3月改訂(第13版)日本標準商品分類番号医薬品インタビューフォーム日本病院薬剤師会のIF記載要領2018(2019年更新版)に準拠して作成放射性医薬品/局所脳血流診断薬放射性医薬品基準[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル注射液調製用874300剤形製剤の規制区分規格・含量一般名製造販売承認年月日薬価基準収載・販売開始年月日製造販売(輸入)・提携・販売会社名医薬情報担当者の連絡先問い合わせ窓口凍結乾燥注射剤処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)1バイアル中,N,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩(ECD・二塩酸塩)0.90mg含有和名:[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル洋名:[N,N’-Ethylenedi-L-Cysteinate(3-)]Oxotechnetium(99mTc)-DiethylEster製造販売承認年月日:1994年1月19日薬価基準収載年月日:1994年4月15日販売開始年月日:1994年5月12日製造販売元:PDRファーマ株式会社輸入先:LantheusMedicalImaging,Inc.(米国)PDRファーマ株式会社製品情報センター電話番号0120-383-624〒104-0031東京都中央区京橋2-14-1兼松ビルディングホームページ:https://www.pdradiopharma.com本IFは2022年3月改訂の添付文書の記載に基づき改訂した。最新の情報は,独立行政法人医薬品医療機器総合機構の医薬品情報検索ページで確認してください。医薬品インタビューフォーム利用の手引きの概要-日本病院薬剤師会-1.医薬品インタビューフォーム作成の経緯医療用医薬品の基本的な要約情報として、医療用医薬品添付文書(以下、添付文書)がある。医療現場で医師・薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適正使用情報を活用する際には、添付文書に記載された情報を裏付ける更に詳細な情報が必要な場合があり、製薬企業の医薬情報担当者(以下、MR)等への情報の追加請求や質疑により情報を補完してきている。この際に必要な情報を網羅的に入手するための項目リストとして医薬品インタビューフォーム(以下、IFと略す)が誕生した。1988年に日本病院薬剤師会(以下、日病薬)学術第2小委員会がIFの位置付け、IF記載様式、IF記載要領を策定し、その後1998年に日病薬学術第3小委員会が、2008年、2013年に日病薬医薬情報委員会がIF記載要領の改訂を行ってきた。IF記載要領2008以降、IFはPDF等の電子的データとして提供することが原則となった。これにより、添付文書の主要な改訂があった場合に改訂の根拠データを追加したIFが速やかに提供されることとなった。最新版のIFは、医薬品医療機器総合機構(以下、PMDA)の医療用医薬品情報検索のページ(http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/)にて公開されている。日病薬では、2009年より新医薬品のIFの情報を検討する組織として「インタビューフォーム検討会」を設置し、個々のIFが添付文書を補完する適正使用情報として適切か審査・検討している。2019年の添付文書記載要領の変更に合わせ、「IF記載要領2018」が公表され、今般「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」に関連する情報整備のため、その更新版を策定した。2.IFとはIFは「添付文書等の情報を補完し、医師・薬剤師等の医療従事者にとって日常業務に必要な、医薬品の品質管理のための情報、処方設計のための情報、調剤のための情報、医薬品の適正使用のための情報、薬学的な患者ケアのための情報等が集約された総合的な個別の医薬品解説書として、日病薬が記載要領を策定し、薬剤師等のために当該医薬品の製造販売又は販売に携わる企業に作成及び提供を依頼している学術資料」と位置付けられる。IFに記載する項目配列は日病薬が策定したIF記載要領に準拠し、一部の例外を除き承認の範囲内の情報が記載される。ただし、製薬企業の機密等に関わるもの及び利用者自らが評価・判断・提供すべき事項等はIFの記載事項とはならない。言い換えると、製薬企業から提供されたIFは、利用者自らが評価・判断・臨床適用するとともに、必要な補完をするものという認識を持つことを前提としている。IFの提供は電子データを基本とし、製薬企業での製本は必須ではない。3.IFの利用にあたって電子媒体のIFは、PMDAの医療用医薬品情報検索のページに掲載場所が設定されている。製薬企業は「医薬品インタビューフォーム作成の手引き」に従ってIFを作成・提供するが、IFの原点を踏まえ、医療現場に不足している情報やIF作成時に記載し難い情報等については製薬企業のMR等へのインタビューにより利用者自らが内容を充実させ、IFの利用性を高める必要がある。また、随時改訂される使用上の注意等に関する事項に関しては、IFが改訂されるまでの間は、製薬企業が提供する改訂内容を明らかにした文書等、あるいは各種の医薬品情報提供サービス等により薬剤師等自らが整備するとともに、IFの使用にあたっては、最新の添付文書をPMDAの医薬品医療機器情報検索のページで確認する必要がある。なお、適正使用や安全性の確保の点から記載されている「V.5.臨床成績」や「XII.参考資料」、「XIII.備考」に関する項目等は承認を受けていない情報が含まれることがあり、その取り扱いには十分留意すべきである。4.利用に際しての留意点IFを日常業務において欠かすことができない医薬品情報源として活用していただきたい。IFは日病薬の要請を受けて、当該医薬品の製造販売又は販売に携わる企業が作成・提供する、医薬品適正使用のための学術資料であるとの位置づけだが、記載・表現には医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の広告規則や販売情報提供活動ガイドライン、製薬協コード・オブ・プラクティス等の制約を一定程度受けざるを得ない。販売情報提供活動ガイドラインでは、未承認薬や承認外の用法等に関する情報提供について、製薬企業が医療従事者からの求めに応じて行うことは差し支えないとされており、MR等へのインタビューや自らの文献調査などにより、利用者自らがIFの内容を充実させるべきものであることを認識しておかなければならない。製薬企業から得られる情報の科学的根拠を確認し、その客観性を見抜き、医療現場における適正使用を確保することは薬剤師の本務であり、IFを利用して日常業務を更に価値あるものにしていただきたい。(2020年4月改訂)目次I.概要に関する項目…………………………………….11.開発の経緯……………………..12.製品の治療学的特性………………13.製品の製剤学的特性………………14.適正使用に関して周知すべき特性……15.承認条件及び流通・使用上の制限事項..16.RMPの概要……………………2II.名称に関する項目…………………………………….31.販売名…………………………32.一般名…………………………33.構造式又は示性式………………..34.分子式及び分子量………………..35.化学名(命名法)又は本質…………36.慣用名,別名,略号,記号番号……..3III.有効成分に関する項目………………………………41.物理化学的性質………………….42.有効成分の各種条件下における安定性..43.有効成分の確認試験法,定量法……..5IV.製剤に関する項目…………………………………….61.剤形…………………………..62.製剤の組成……………………..63.添付溶解液の組成及び容量…………64.力価…………………………..65.混入する可能性のある夾雑物……….76.製剤の各種条件下における安定性……77.調製法及び溶解後の安定性…………78.他剤との配合変化(物理化学的変化)..79.溶出性…………………………710.容器・包装……………………..711.別途提供される資材類…………….812.その他…………………………8V.治療に関する項目…………………………………….91.効能又は効果……………………92.効能又は効果に関連する注意……….93.用法及び用量……………………94.用法及び用量に関連する注意……….95.臨床成績……………………….9VI.薬効薬理に関する項目…………………………….121.薬理学的に関連ある化合物又は化合物群122.薬理作用………………………12VII.薬物動態に関する項目…………………………….131.血中濃度の推移…………………132.薬物速度論的パラメータ………….133.母集団(ポピュレーション)解析…..144.吸収………………………….145.分布………………………….146.代謝………………………….147.排泄………………………….158.トランスポーターに関する情報……..159.透析等による除去率………………1510.特定の背景を有する患者…………..1511.その他………………………..15VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目…..161.警告内容とその理由………………162.禁忌内容とその理由………………163.効能又は効果に関連する注意とその理由164.用法及び用量に関連する注意とその理由165.重要な基本的注意とその理由……….166.特定の背景を有する患者に関する注意..167.相互作用………………………178.副作用………………………..179.臨床検査結果に及ぼす影響…………1710.過量投与………………………1811.適用上の注意…………………..1812.その他の注意…………………..18IX.非臨床試験に関する項目…………………………191.薬理試験………………………192.毒性試験………………………19X.管理的事項に関する項目…………………………211.規制区分………………………212.有効期間………………………213.包装状態での貯法………………..214.取扱い上の注意…………………215.患者向け資材…………………..216.同一成分・同効薬………………..217.国際誕生年月日…………………218.製造販売承認年月日及び承認番号,薬価基準収載年月日,販売開始年月日……..229.効能又は効果追加,用法及び用量変更追加等の年月日及びその内容…………..2210.再審査結果,再評価結果公表年月日及びその内容………………………..2211.再審査期間…………………….2212.投薬期間制限に関する情報…………2213.各種コード…………………….2214.保険給付上の注意………………..22XI.文献…………………………………………………231.引用文献………………………232.その他の参考文献………………..23XII.参考資料……………………………………………241.主な外国での発売状況…………….242.海外における臨床支援情報…………24XIII.備考………………………………………………….251.調剤・服薬支援に際して臨床判断を行うにあたっての参考情報………………252.その他の関連資料………………..25I.概要に関する項目I.概要に関する項目1.開発の経緯ニューロライト®第一はジョンズホプキンス大学Burns1),ニューヨーク州立大学Kung2)等との協力のもと,米国DuPontPharmaceutical社(現LantheusMedicalImaging社)にて開発された局所脳血流シンチグラフィ剤である.従来よりジアミンジチオール(DADT)化合物は99mTcと容易に安定なキレートを形成することが知られており,その構造より脳イメージング剤として期待されてきたが,脳への取り込みが高いものは脳からの洗い出しも速いため脳実質への保持機構に製剤開発の焦点があてられた.米国DuPontPharmaceutical社(現LantheusMedicalImaging社)では,脳実質への保持機構としてエステル基に着目し,エステル基を導入したDADT化合物の検索を進めた.エステル基導入DADT化合物は血液-脳関門を透過して脳実質に取り込まれた後,脳内で酵素的分解を受け,極性化合物に代謝されるため血液-脳関門透過性を失い,脳実質に保持されると想定される.サルを用いたイメージングを指標として,種々のエステル基導入DADT化合物が検索された結果,局所脳血流イメージングに最適な化合物として脳内への取り込みが高く,脳内での保持時間が長い[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル(99mTc-ECD)が見いだされた3).脳ホモジネートを用いた種々の実験では,99mTc-ECDのエステル基が脳組織中で加水分解を受け,血液-脳関門透過性のない極性化合物に迅速に代謝されることが確認されている4),5).2.製品の治療学的特性脳血管障害,認知症,てんかん,脳変性疾患,精神疾患での診断,また重症度の評価,治療方針の決定,治療効果の判定等で臨床応用されている(9頁参照).99mTc-ECDは,脳血流に比例して脳実質へ集積し,細胞内に長く保持されることが確認されている.また,血球成分,軟部組織との親和性が低く,脳以外の臓器,血液からのクリアランスが早いため,バックグラウンドの低い画像が得られる.このことから,投与直後の局所脳血流分布がイメージとして固定され,撮像開始時間を自由に選択できる(9,12頁参照).3.製品の製剤学的特性本品は用時調製用のキットであり,調製後の安定性にも優れており,緊急検査にも対応可能である.4.適正使用に関して周知すべき特性適正使用に関する資材,最適使用推進ガイドライン等RMP追加のリスク最小化活動として作成されている資材最適使用推進ガイドライン保険適用上の留意事項通知5.承認条件及び流通・使用上の制限事項(1)承認条件該当しない(2)流通・使用上の制限事項該当しない有無無無無無(2022年3月時点)1I.概要に関する項目6.RMPの概要該当しない2II.名称に関する項目II.名称に関する項目1.販売名(1)和名ニューロライト®第一(2)洋名Neurolite®Daiichi(3)名称の由来神経系,脳(Neuro-)の血流を鮮明にイメージングできる用時調製用注射剤であることからニューロライト®第一と命名された.2.一般名(1)和名(命名法)[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル(2)洋名(命名法)[N,N’-Ethylenedi-L-Cysteinate(3-)]Oxotechnetium(99mTc)-DiethylEster(3)ステム(stem)該当しない3.構造式又は示性式調製前の化合物:N,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩4.分子式及び分子量調製前の化合物:N,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩分子式:C12H24N2O4S2・2HCl分子量:397.385.化学名(命名法)又は本質TechnetiumTc99mBicisate(INN,USAN)6.慣用名,別名,略号,記号番号99mTc-Bicisate,99mTc-EthylCysteinateDimer,99mTc-ECD99mTc-oxoN,N’-1,2-ethylenediylbis-L-cysteinediethylester3III.有効成分に関する項目III.有効成分に関する項目本項目は,99mTcの核物理学的特性及びN,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩(ECD・二塩酸塩)について記載する.1.物理化学的性質(1)外観・性状白色の結晶または結晶性の粉末である.(2)溶解性水に溶けやすく,生理食塩液にやや溶けやすい.溶解度はそれぞれ102g/L,85g/Lである.ジメチルホルムアミド,エチルアセテート,アセトニトリル,エタノールには溶けにくく,溶解度は10g/L以下である.(3)吸湿性該当資料なし(4)融点(分解点),沸点,凝固点融点:180~190°C(分解)(5)酸塩基解離定数pKaは2.74,6.07,8.73,9.57である.(6)分配係数該当資料なし(7)その他の主な示性値0.1w/v%水溶液のpHは2.82である.99mTcの核物理学的特性1)物理的半減期6.015時間2)主なγ線エネルギー141keV(89.1%)3)減衰表経過時間(時間)-3-2-1012345678残存放射能経過時間(%)(時間)141.39125.910112.2111001289.11379.41470.81563.11656.21750.11844.61939.820残存放射能(%)(時間)(%)35.4218.931.6227.928.2237.125.1246.322.4255.619.9265.017.8274.515.8284.014.1293.512.6303.211.210.0経過時間残存放射能2.有効成分の各種条件下における安定性該当資料なし4III.有効成分に関する項目3.有効成分の確認試験法,定量法([N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル注射液として)確認試験法(1)調製後の注射液について,放射性医薬品基準一般試験法物理的試験法ガンマ線測定法のGe半導体検出器による測定法により試験を行うとき,0.141MeVにピークを認める.(2)放射化学的異物調製後の注射液について,アセトン/0.5mol/L酢酸アンモニウム試液混液(3:2)を展開溶媒として,放射性医薬品基準一般試験法物理的試験法薄層クロマトグラフィー法により約10cm展開して試験を行うとき,[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステルのスポット以外の放射能は,薄層上の総放射能の10%以下である(Rf=0.30~0.55).なお,薄層板は薄層クロマトグラフィー用オクタデシル化シリル化シリカゲルを用いて調製する.定量法調製後の注射液の適当量について,放射性医薬品基準一般試験法物理的試験法ガンマ線測定法の放射能の定量により放射能を測定する.5IV.製剤に関する項目IV.製剤に関する項目1.剤形(1)剤形の区別剤形:バイアルA及びバイアルBの2バイアルよりなる凍結乾燥注射剤(2)製剤の外観及び性状外観:バイアルA:白色結晶性粉末バイアルB:無色澄明の液調製後注射液:無色澄明の液(3)識別コード該当しない(4)製剤の物性pH:6.5~7.5浸透圧比:約1(生理食塩液に対する比)(5)その他注射剤の容器中の特殊な気体:窒素2.製剤の組成(1)有効成分(活性成分)の含量及び添加剤バイアルA(2)電解質等の濃度該当しない(3)熱量該当しない3.添付溶解液の組成及び容量該当しない4.力価該当しないバイアルB有効成分1バイアル中N,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩0.90mg-添加剤1バイアル中塩化スズ(II)二水和物0.072mg、エデト酸ナトリウム水和物0.36mg、D-マンニトール24.0mg、塩酸適量1バイアル中1mLリン酸二水素ナトリウム一水和物0.460mg、リン酸水素二ナトリウム七水和物4.105mg6IV.製剤に関する項目5.混入する可能性のある夾雑物該当しない6.製剤の各種条件下における安定性長期保存試験(25°Cで製造後19箇月まで保存)及び苛酷試験(37°Cで製造後13箇月まで保存)において経時的に安定であることが確認された.7.調製法及び溶解後の安定性「V.治療に関する項目」の「3.(1)用法及び用量の解説」の項を参照.調製時の注意事項・ゴム手袋等を着用し,放射性同位元素(RI)の汚染に備えるとともに無菌性に配慮すること.・バイアルのゴム栓表面は,あらかじめアルコール綿等で消毒すること.アルコール液が表面に残っていると,標識に影響を与える場合があるので乾燥した後,操作を始めること.・被曝を低減するために,シリンジシールドを使用すること.・クロスコンタミ回避のため,シリンジは操作ごとに必ず新しいものに取替えて使用すること.・還元剤の酸化防止や無菌性の観点から,バイアル内に空気を入れないこと,またバイアル内を陽圧にしないこと.・放射化学的純度に影響を及ぼすテクネチウム99などの影響を除くため,放射性医薬品基準過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液ジェネレータの溶出液を使用すること.(テクネゾール®の使用不可)調製後の注意事項・調製後の希釈及び過テクネチウム酸ナトリウム注射液の追加をしないこと.・投与する前に,内容液に異物や着色などの異変がないか確認する.万一,異変が見られた場合は使用を中止すること.・溶解後のバイアルA液は,直ちに1mLを抜き取りバイアルBに加える.時間が経過すると還元剤が酸化し標識率が低下する場合がある.調製された[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル注射液を25°Cで28時間にわたって保存した場合、安定であることが確認された.8.他剤との配合変化(物理化学的変化)該当資料なし9.溶出性該当しない10.容器・包装(1)注意が必要な容器・包装,外観が特殊な容器・包装に関する情報該当しない(2)包装2セット[1セット(Aバイアル、Bバイアル)×2]、5セット[1セット(Aバイアル、Bバイアル)×5](3)予備容量該当しない7IV.製剤に関する項目(4)容器の材質透明ガラス製容器11.別途提供される資材類該当しない12.その他該当資料なし8V.治療に関する項目V.治療に関する項目1.効能又は効果局所脳血流シンチグラフィ2.効能又は効果に関連する注意設定されていない3.用法及び用量(1)用法及び用量の解説〈[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル注射液の調製〉・放薬基「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液ジェネレータ」の溶出液400~800MBq(3mL以下)をバイアルBに加える。・日局生理食塩液3.0mLをバイアルAに加えて振り混ぜ、内容物を溶かす。・バイアルAの溶液1.0mLを直ちにバイアルBに加えて振り混ぜ、室温に30分間静置する。〈局所脳血流シンチグラフィ〉通常、成人には400~800MBqを静脈内に投与し、投与5分以降より被検部にガンマカメラ等の検出部を向け撮像もしくはデータを収録し、脳血流シンチグラムを得る。なお、投与量は、年齢、体重および検査方法により適宜増減する。(2)用法及び用量の設定経緯・根拠用法:投与5-15分後の画像と投与60-90分後の画像を比較したところ,過半数の症例で診断的な差異を認めなかった.本剤の脳内分布は投与90分以内では経時的な変化を認めることが少ないことから「投与5分以降」より撮像開始とした.用量:投与量400MBq未満,400-800MBq,800MBq以上の3群で比較した結果,400-800MBq投与量があれば概ね診断に十分な画像が得られたことから「400~800MBq」とした.4.用法及び用量に関連する注意設定されていない5.臨床成績(1)臨床データパッケージ該当しない(2)臨床薬理試験該当資料なし(3)用量反応探索試験該当資料なし(4)検証的試験1)有効性検証試験a)国内第III相臨床試験脳血管障害及び脳機能障害患者(脳梗塞,一過性脳虚血発作,脳内出血,クモ膜下出血,アルツハイマー型痴呆,てんかん等)521例を対象とした第III相臨床試験の結果,有効性解析症例510例中486例(95.3%)9V.治療に関する項目において臨床診断に有効な情報が得られ,145例(28.4%)が極めて有用,299例(58.6%)が有用と評価された6).521例中,副作用は認められなかった.b)比較試験199mTc-ECDと99mTc-HM-PAOのSPECT像での検出率(BlindRead)は次のとおりである.99mTc-HM-PAO99mTc-ECD異常集積あり異常集積なし異常集積あり1106異常集積なし524合計11629合計11530145299mTc-ECDと99mTc-HM-PAOのSPECT像での異常部位の一致率(BlindRead)比較は次のとおりである.判定症例数一致する一部一致する27一致率92.4%(134/145)99mTc-ECDの方が集積異常部位が多い99mTc-HM-PAOの方が集積異常部位が多い86(74.1%)21(18.1%)6(5.2%)2(1.7%)1(0.9%)一致しないその他合計116399mTc-ECDと99mTc-HM-PAOのSPECT像での異常部位の大きさ(BlindRead)比較は次のとおりである.判定症例数99mTc-ECDの方が大きく描画される同程度99mTc-HM-PAOの方が大きく描画されるその他33(29.2%)75(66.4%)3(2.6%)2(1.8%)合計113499mTc-ECDと99mTc-HM-PAOのSPECT像での異常部位と正常部位のコントラスト(BlindRead)比較は次のとおりである.判定症例数99mTc-ECDの方がコントラストが強い同程度99mTc-HM-PAOの方がコントラストが強いその他50(44.2%)47(41.6%)9(8.0%)7(6.2%)合計1132)安全性試験該当資料なし(5)患者・病態別試験該当資料なし10V.治療に関する項目(6)治療的使用1)使用成績調査(一般使用成績調査,特定使用成績調査,使用成績比較調査),製造販売後データベース調査,製造販売後臨床試験の内容承認後の使用成績調査4,047症例(高齢者2,139例,小児109例含む)中,副作用1例(0.02%)1件(嘔気)が認められた.2)承認条件として実施予定の内容又は実施した調査・試験の概要該当資料なし(7)その他該当資料なし〔再審査終了時〕11VI.薬効薬理に関する項目VI.薬効薬理に関する項目1.薬理学的に関連ある化合物又は化合物群該当しない2.薬理作用(1)作用部位・作用機序99mTc-ECDは中性,脂溶性の物質で血液-脳関門を透過し,局所脳血流に比例して脳実質に取り込まれる7).脳細胞ではサイトゾール分画に70%以上が分布している4).脳組織中でエステル基が加水分解を受け,水溶性物質に代謝されることにより脳実質に保持されると想定される4).また,脳への集積は投与後直ちに始まり,投与後20~40秒後に最大となり,その後極めてゆっくりとwash-outされる.投与後5分で投与量の5.4±0.5%,投与後65分で投与量の5.0±0.3%が脳実質に保持される8).(2)薬効を裏付ける試験成績99mTc-ECDを健常人に投与した場合の各臓器の経時的分布を示す8).臓器脳肺心臓肝臓胆嚢腎臓膀胱小腸大腸5分65分5.4±0.55.0±0.37.5±1.72.2±0.51.6±0.20.3±0.07.1±1.12.4±0.600.4±0.24.7±1.41.5±0.16.4±0.939.8±1.70.5±0.82.8±1.2125分4.8±0.21.4±0.70.1±0.11.4±0.20.5±0.40.8±0.16.9±0.43.1±2.2245分395分24時間4.4±0.23.9±0.10.8±0.40.6±0.30.03±0.1000.8±0.10.6±0.10.4±0.30.1±0.100.4±0.10.3±0.104.8±1.52.1±0.201.9±0.50.8±0.402.2±0.10.3±0.10.4±0.00003.1±0.93.5±2.9平均%投与量±標準偏差(%dose±SD),n=34.3±1.5(3)作用発現時間・持続時間該当資料なし12VII.薬物動態に関する項目VII.薬物動態に関する項目1.血中濃度の推移(1)治療上有効な血中濃度該当資料なし(2)臨床試験で確認された血中濃度99mTc-ECDを健常人に投与後,所定の時間ごとにEDTA採血し,得られた血液1mL当たりの放射能を測定し,投与放射能に対する血中放射能(%dose/L)を求めた8).(3)中毒域該当資料なし(4)食事・併用薬の影響該当資料なし2.薬物速度論的パラメータ(1)解析方法該当資料なし(2)吸収速度定数該当資料なし(3)消失速度定数該当資料なし(4)クリアランス該当資料なし(5)分布容積該当資料なし(6)その他該当資料なし99mTc-ECDの血中クリアランス13VII.薬物動態に関する項目3.母集団(ポピュレーション)解析(1)解析方法該当資料なし(2)パラメータ変動要因該当資料なし4.吸収該当資料なし5.分布(1)血液−脳関門通過性99mTc-ECDは血液-脳関門を通過する.(2)血液―胎盤関門通過性該当資料なし(3)乳汁への移行性該当資料なし(4)髄液への移行性アカゲザルに99mTc-ECDを投与した際,代謝物である水溶性のモノアシド-モノエステル体が確認されている4).(5)その他の組織への移行性「VI.薬効薬理に関する項目」の「2.(2)薬効を裏付ける試験成績」の項を参照.(6)血漿蛋白結合率該当資料なし6.代謝(1)代謝部位及び代謝経路99mTc-ECDは脳組織中でエステル基が加水分解され,カルボキシル基となる.(2)代謝に関与する酵素(CYP等)の分子種,寄与率該当資料なし(3)初回通過効果の有無及びその割合該当資料なし(4)代謝物の活性の有無及び活性比,存在比率該当資料なし14VII.薬物動態に関する項目7.排泄99mTc-ECDの健常人における主要排泄路は腎-尿路系であり,尿中への移行は極めて速やかであり,肝-胆道系からの排泄は10%程度と推定された8).8.トランスポーターに関する情報該当しない9.透析等による除去率該当資料なし10.特定の背景を有する患者99mTc-ECDの尿中排泄「VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目」の「6.特定の背景を有する患者に関する注意」参照.11.その他該当資料なし15VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目1.警告内容とその理由設定されていない2.禁忌内容とその理由設定されていない3.効能又は効果に関連する注意とその理由設定されていない4.用法及び用量に関連する注意とその理由設定されていない5.重要な基本的注意とその理由6.特定の背景を有する患者に関する注意(1)合併症・既往歴等のある患者設定されていない(2)腎機能障害患者設定されていない(3)肝機能障害患者設定されていない(4)生殖能を有する者設定されていない(5)妊婦<解説>生殖能力のある婦人に投与する場合,理想的には月経開始日から約10日間がよい9).(6)授乳婦9.6授乳婦診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。8.重要な基本的注意診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。9.5妊婦妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。16VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目(7)小児等9.7小児等小児等を対象とした臨床試験は実施していない。<解説>放射性医薬品の小児投与量に関しては数多くの算出法が考案されているが,次式による算出値が最も一般的である10).小児投与量=成人投与量×Y+7Y+1(Y:年齢)(投与量は放射能を示す)<参考>日本核医学会小児核医学検査適正施行検討委員会:小児核医学検査適正施行のコンセンサスガイドライン2020第1部:小児核医学検査の適正投与量.http://jsnm.org/archives/4675/(2022年3月閲覧)(8)高齢者9.8高齢者患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。7.相互作用(1)併用禁忌とその理由設定されていない(2)併用注意とその理由設定されていない8.副作用(1)重大な副作用と初期症状11.1重大な副作用11.1.1ショック(頻度不明)<解説>承認後の使用成績調査において認められたもの,あるいは別途自発的に報告されたものである.(2)その他の副作用<解説>承認後の使用成績調査において認められたもの,あるいは別途自発的に報告されたものである.9.臨床検査結果に及ぼす影響設定されていない11.副作用次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。11.2その他の副作用頻度不明過敏症紅斑、蕁麻疹、そう痒感、発疹消化器嘔気、嘔吐その他しびれ、発熱17VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目10.過量投与設定されていない11.適用上の注意14.適用上の注意14.1薬剤調製時の注意14.1.1放射化学的純度に影響を及ぼすテクネチウム99などの影響を除くため、放薬基「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液ジェネレータ」の溶出液を使用すること。14.1.2本品の調製は無菌的に行い、また適当な鉛容器で遮蔽して行うこと。14.1.3本品の調製の際、バイアル内に空気を入れないこと、またバイアル内を陽圧にしないこと。14.1.4調製後は、放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。12.その他の注意(1)臨床使用に基づく情報設定されていない(2)非臨床試験に基づく情報設定されていない18IX.非臨床試験に関する項目IX.非臨床試験に関する項目(分布)99mTc-ECDをウィスター系ラットの尾静脈より投与すると,投与直後では肝臓への集積が最も高く(19.7%),次いで小腸,腎臓,肺の順であり,その他への集積は低かった.肝臓,肺への集積は時間の経過とともに速やかに低下した.本剤の排泄に伴い,投与後3時間では小腸,投与後24時間では大腸への集積が最も高く,また,腎臓への速やかな移行が認められた.MIRD法により計算した吸収線量は次のとおりである8).臓器吸収線量(mGy/MBq)臓器吸収線量(mGy/MBq)2.5時間後排尿脳0.0051肺0.00154.5時間後排尿0.0051大腸上部0.0015大腸下部0.0043膀胱壁0.0016卵巣0.0013精巣0.0035全身0.00572.5時間後排尿0.00680.0110.0730.00490.00510.00104.5時間後排尿0.00730.0120.110.00620.00620.0010心臓肝臓脾臓腎臓小腸(排泄)0.00430.00160.00130.00320.005199mTc-ECDをウィスター系ラットの尾静脈より投与すると,血中から速やかに消失し,主に尿中へ排泄される.尿中への累積排泄率は,投与後8時間で38.8%,投与後24時間で58.3%,糞便への累積排泄率は,投与後24時間で23.0%であった.1.薬理試験(1)薬効薬理試験「VI.薬効薬理に関する項目」参照(2)安全性薬理試験該当資料なし(3)その他の薬理試験該当資料なし2.毒性試験(1)単回投与毒性試験1)N,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩の無影響量(mg/kg)動物種ラットサル投与経路雄雌雄雌ラットにおける無影響量は,臨床常用量(0.0043mg/kg)の580倍以上,サルにおける無影響量は,臨床常用量の230倍以上であり,安全域が広い物質である.静注52.551・投与形N,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩の生理食塩液溶液・表示方法単位重量あたりのN,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩の重量(mg/kg)19IX.非臨床試験に関する項目2)[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル注射液の急性毒性(LD50・mg/kg)動物種マウスラットマウス,ラットにおけるLD50は,臨床雌常用量(0.0043mg/kg)の8,500倍以上であり,安全域が広い物質である.・投与形減衰させた99mTcを加えた[N,N’-エチレンジ-L-システイネート(3-)]オキソテクネチウム(99mTc),ジエチルエステル注射液・表示方法単位重量あたりのN,N’-(1,2-エチレン)ビス-L-システインジエチルエステル二塩酸塩の重量(mg/kg)3)塩化スズ(II)二水和物の急性毒性(LD・mg/kg)11).動物種ラット投与経路静注5411336.636.7雄雌雄投与経路LDLD10静注812・投与形塩化スズ(II)二水和物の10%グルコン酸ナトリウム溶液・表示方法単位重量あたりのSn元素の重量(mg/kg)(2)反復投与毒性試験塩化スズ(II)二水和物の慢性毒性12)ラット(雄・雌各100匹以上)にSnとして5μg/mLを含む飲料水(約36.68μgSn/体重100g/日)を乳離れした時期より与え続けたところ,コントロール群に比し軽度の肝脂肪の変化及び軽度の腎尿細管空胞の変化の出現率が有意に増加した.また,雌においてわずかに寿命が短くなった.しかし,成長率,心臓重量,血液及び尿検査所見,血圧,腫瘍発生率,その他の病理学的所見にほとんど影響は見られなかった.(3)遺伝毒性試験該当資料なし(4)がん原性試験該当資料なし(5)生殖発生毒性試験該当資料なし(6)局所刺激性試験該当資料なし(7)その他の特殊毒性該当資料なしLD5020X.管理的事項に関する項目X.管理的事項に関する項目1.規制区分製剤:処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)有効成分:該当しない2.有効期間有効期間:製造日から18箇月間3.包装状態での貯法室温保存4.取扱い上の注意調製後は,放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存.放射性医薬品につき管理区域内でのみ使用すること.「VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目」の「11.適用上の注意」参照.5.患者向け資材患者向医薬品ガイド:なしくすりのしおり:なしその他患者向け資材:Q&A「物忘れ」どのように検査するの?「認知症」どんなタイプがあるの?脳血流シンチグラフィを受ける方へ(PDRファーマ株式会社ホームページhttps://www.pdradiopharma.com/hcw/medSupport/imagedb/参照)6.同一成分・同効薬(1)同一成分・ニューロライト®注射液第一(2)同効薬・クリプトン(81mKr)ジェネレータ・エキサメタジムテクネチウム(99mTc)注射液・塩酸N-イソプロピル-4-ヨードアンフェタミン(123I)注射液7.国際誕生年月日1993年10月8日21X.管理的事項に関する項目8.製造販売承認年月日及び承認番号,薬価基準収載年月日,販売開始年月日製造販売承認年月日:1994年1月19日承認番号:20600AMY00006薬価基準収載年月日:1994年4月15日販売開始年月日:1994年5月12日9.効能又は効果追加,用法及び用量変更追加等の年月日及びその内容該当しない10.再審査結果,再評価結果公表年月日及びその内容再審査結果:2004年3月23日11.再審査期間該当しない12.投薬期間制限に関する情報該当しない13.各種コード販売名HOT(9桁)番号ニューロライト®第一11436830214.保険給付上の注意該当しない厚生労働省薬価基準収載個別医薬品コードレセプト電算処理医薬品コード4300442G1022(YJコード)4300442G1022システム用コード64430001422XI.文献XI.文献1.引用文献1)LeverSZetal.JNuclMed.1985;26:1287-1294.(PMID:4056926)2)KungHFetal.JNuclMed.1984;25:326-332.(PMID:6699723)3)CheesmanEHetal.JNuclMed.1988;29:788.4)WalovitchRCetal.JNuclMed.1989;30:1892-1901.(PMID:2809756)5)WalovitchRCetal.Neuropharma.1991;30:283-292.(PMID:1906585)6)米倉義晴ほか.核医学.1993;30:397-410.(PMID:8315890)7)OrlandiCetal.Stroke.1990;21:1059-1063.(PMID:2368107)8)久保敦司ほか.核医学.1992;29:1019-1027.(PMID:1434082)9)RecommendationsoftheInternationalCommissiononRadiologicalProtection(AdoptedSeptember17,1965)ICRPPublication9,1966:p1110)(社)日本アイソトープ協会医学・薬学部会核医学イメージング規格化委員会.Radioisotopes.1988;37:627-632.(PMID:3222473)11)McRaeJetal.JNuclMed.1974;15:151-155.(PMID:4813221)12)SchroederHAetal.JNutrition.1968;96:37.2.その他の参考文献1)放射性医薬品基準.厚生労働省告示第八十三号(平成二十五年三月二十九日)2)(社)日本アイソトープ協会編集.アイソトープ手帳,丸善東京,2011.3)USP35-NF30(U.S.Pharmacopeia-NationalFormulary)2012.23XII.参考資料XII.参考資料1.主な外国での発売状況[N,N’-Ethylenedi-L-Cysteinate(3-)]Oxotechnetium(99mTc)-DiethylEsterInjectionは,現在欧米各国ほか多くの国で発売されている.またUSAN等にもTechnetiumTc99mBicisateの名称で収載されているので参考にされたい.2.海外における臨床支援情報(1)妊婦への投与に関する海外情報米国:Pregnancy:TeratogenicEffectsAnimalreproductionstudieshavenotbeenconductedwithTechnetiumTc-99mBicisate.ItisalsonotknownwhetherTechnetiumTc-99mBicisatecancausefetalharmwhenadministeredtoapregnantwomanorcanaffectreproductioncapacity.Therefore,TechnetiumTc-99mBicisateshouldnotbeadministeredtoapregnantwomanunlessthepotentialbenefitjustifiesthepotentialrisktothefetus.NursingMothersTechnetiumTc-99mPertechnetatecanbeexcretedinhumanmilk.Therefore,formulashouldbesubstitutedforbreastmilkuntilthetechnetiumhasclearedfromthebodyofthenursingwoman.9.5妊婦妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。9.6授乳婦診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。(2)小児等への投与に関する海外情報9.7小児等小児等を対象とした臨床試験は実施していない。米国:PediatricUseSafetyandeffectivenessinthepediatricpopulationhasnotbeenestablished.Rev:7/2019Rev:7/201924XIII.備考XIII.備考1.調剤・服薬支援に際して臨床判断を行うにあたっての参考情報(1)粉砕該当しない(2)崩壊・懸濁性及び経管投与チューブの通過性該当しない2.その他の関連資料該当資料なし25